
海外のどこでダイビングしようか悩んでるダイバー!そして初心者だけど海外で潜りたい方!
海外ダイビングって少し勇気入りますよね?
下調べしないと不安なことがたくさんあると思います。
そんな不安を解消するためにこの記事はこんなことが書いてあります。
- アジア・ミクロネシア・太平洋地域の有名スポットがわかる
- その国の観光地やアクティビティが分かる
- 安心できるツアーの申し込み方法が分かる
私はこれまで5カ国の海外の海で潜りました。
ほとんどの国が初心者だった学生時代に行きました。
この記事で紹介しているダイビングスポットはどれも有名です。
ダイバーなら「一度は潜りたい!」と思っているところです。
記事を読んで今後の海外ダイビングの候補の参考にしてください!
※この記事は2021年9月に作成されたもので、新型コロナウィルスにより飛行機の運行状況が変更されている可能性があります。
初海外&初ダイビングでも安心!「パラオ」

アクセス
パラオはミクロネシアに位置する屋久島ほどの小さな国です。
日本との時差はなし。
パラオへのアクセスは、経由便と直行便があります。
■経由便(定期):
グアム・仁川(韓国)・台北を経由
所要時間:10-11時間
■直行便(不定期):
GW、夏休みなどの繁忙期のみ運行
JAL・ANAのチャーター便が運行
所要時間:4時間半
経由便は乗り換えする国で約5時間程度、空港に滞在するので所要時間が半日もかかります。
直行便は時間が短くて良いですが、費用が経由便の2倍近くかかります。
私は2月に行ってその時の直行便は経由便の+10万もかかり経由便で行きました。
親日なので安心

パラオは歴史上で30年ほど日本が統治していた時代がありました。
なので現地の人で日本語を話せる人がいたり、名前が「スズキ」など日本語名もある人も!
日本とパラオの友好の橋もあったりと、
あらゆるところに日本語あります。
なのでホテルで日本語を話せる人も多いので、初海外でも少し安心して旅行ができます!
ダイビングの魅力
初心者でも安心♪
パラオは日本人の観光客が多いので日本語対応のダイビングショップが多いです。
実際私の夫も体験ダイビングでしたが、日本語インストラクターが教えてくれたので安心できました♪
中級者以上なら大物狙いも

パラオはダイバーなら一度は行きたいスポットの1つです。
なぜかというとギンガメアジやバラクーダの大群、マンタやホワイトチップ(サメ)などの大物が見られるからです!
ただ大物はたいたい潮の流れの早いところに現れます。
ポイントによっては中級者以上向けです。
なので体験ダイビングや初心者の方は行きたいポイントがあったら最初にショップに行けるかどうか問い合わせた方がいいです。
でないとせっかく期待して行ったのに
「そもそも行けないじゃん••」
とテンションが下がるので事前の調査は大事ですよ!
アクティビティが豊富
パラオはダイビングしない人でも楽しめるところがいっぱいです!
ここでは私が体験したアクティビティを紹介します。
セスナ遊覧飛行

世界遺産の「ロックアイランド」を含めたパラオ全体を空からみるツアーです。
セスナの横の扉をオプションで外すこともでき、かなり恐怖でしたが慣れるとても楽しいです!
操縦士は日本人で、日本語で説明を受けながら飛行できるので楽しさ倍増!
パラオの島々について学べてとてもいい経験になります。
サンセットディナークルーズ

こちらのアクティビティはクルーズの上で夕日を見るのが目的。
それ以外にも船内でビュッフェを楽しみ、暗くなったらまた船の上で満天の星空を見ることができます。
私は調査不足でちょうど満月の日に行ったので星ではなく明るい月が見れました。笑
星空をみたいなら新月を狙っていくことをお勧めします!
水上バンガローを楽しむならPPR「パラオパシフィックリゾート」へ!

日本人に人気のホテルPPR
ハネムーンにもよく使われていますが、その理由は「水上バンガロー」
お部屋ももちろん素敵ですが、バルコニーを出るとプライベートビーチが!
日中でも夜でもいつでもバルコニーから海に入れます。
ただ2月に行って1泊18万でした。
後にも先にもきっとここが人生で一番高いお部屋でした。笑
小さな島でも楽しめるフィリピン「ボホール島」

アクセス
日本との時差はー1時間。
日本からの直行便はありません。
マニラかセブ経由で行くことになります。
■フィリピンの「マニラ」を経由する場合
- 東京→マニラ(5時間)
- マニラ→国内線でボホール(1時間半)
■フィリピンの「セブ」を経由する場合
- 東京→セブ(4時間半)
- セブ→フェリーでボホール(2時間)
どちらの場合も移動で6時間以上は使います。
私はダイビングツアーで移動の手配をしたので、セブのホテルで宿泊してそこから車で港へいきフェリーに乗りました。
ダイビングの魅力
ギンガメアジとバラクーダの大群が見れる

ボホールは魚の大群に出会えることが魅力です!
「泳いでいると目の前に黒い塊が・・」
と思ったら魚の群れだった!
という経験が何度も。
日本の海でもギンガメアジやバラクーダは見れますが、数が海外級なので日本では出会えません。
陸の楽しみ方
「チョコレートヒルズ」

「自然を満喫したい!写真を撮りたい!」という方は「チョコレートヒルズ」へ。
乾季になる小山の草が茶色く変化して
チョコレートに見えるからこの名前だそうです。
世界遺産の登録候補にもなっているそうなので、とても見応えあります♪
世界最小のメガネザル「ターシャ」

世界最小のお猿さん「ターシャ」
出会えるのはボホールだけなのでぜひ行きたいことろ♪
どれくらい小さいかというと手のひらサイズ。
約10cmです!!
体を丸めて木につかまってすごく大人しいです♪
ミクロもマクロも楽しめるマレーシア「マブール島/シパダン島」

アクセス
2つの島はダイビングで有名なポイント。
日本との時差はー1時間。
マブール島の南にシパダン島があります。
この2つの島の違いはざっくり言うと、
- マブール島=ミクロ(小物生物)
- シパダン島=マクロ(大物生物)
が見れます!
そしてアクセスですが、正直複雑で時間がかかります。
東京
↓ ✈️6時間
コタキナバル(orクアラルンプール)
↓ ✈️1時間
国内線でタワウ空港へ
↓ 🚗70分
車でセンポルナへ
↓ ⛴40分
船でマブール島へ
※マブール島とシパダン島は船で20-30分の距離です。
でも行って良かったと思える島でした!
ダイビングの魅力
マブール島で小物生物を楽しむ

マブール島周辺はニシキテグリなど日本ではあまり見られない小物たちがたくさんいます。
またリゾート前にはハウスリーフといってセルフダイビングなら潜り放題の場所があります。
写真派の私にとってはまさに小物の宝庫で天国でした!
シパダン島で大物生物を楽しむ
シパダンは濃い魚影が見れる人気スポット。
「こんな遠くまできて良かったな」と思えるぐらい群れがあちこちにいて終始大興奮のダイビングでした!
※データが保存されておらず写真なしです(汗)
クルーズダイビングならタイの「シミラン諸島」

アクセス
日本との時差は−2時間。
シミラン諸島への直行便はないので、さまざまなところを経由していきます。
一番メジャーな方法は、バンコクを経由する方法です。
日本
↓ ✈️7時間
バンコク
↓ ✈️1時間半
国内線でプーケット空港
↓ 🚗1時間半
車でタプラム港
↓⛴
クルーズでシミラン諸島
という感じなので移動には時間がかかります。
ダイビングの魅力


透明度抜群のシミラン諸島はどこ行ってもレアな小物生物や群れが見れます!
ただ、深度が深いところが多いので中性浮力をうまくとる必要があります。
また流れのあるところもたまにあるのでドリフトダイブも慣れておいた方がいいです。
そしてシミラン諸島といえばジンベイザメと出会える確率が高いのも有名です。
クルーズの魅力

ダイビング好きなら1度はクルーズを経験して欲しいです。
なぜなら1日中潜っていられるという幸せ体験ができます♪
潜っては食べて、潜っては寝て、、そんな生活を4日間できます!
私が乗船していたのは「ダラニー号」
毎食タイ料理のビュッフェスタイルですが、日本人好みに味なので飽きることなく美味しいです!
そして日本人インストラクターのショップを選べば、安心してダイビングクルーズを楽しめます♪
ちなみに船酔いは恐らくするので酔い止めを。私は初日は吐きました。笑
だんだん慣れてくるのでダイビングは楽しめました!
ブラックマンタを見るなら「ニューカレドニア」

アクセス
南半球なので日本と季節は真逆ですが、日本との時差は+2時間なのであまり辛くないです。
ニューカレドニアのヌメアからさまざまなダイビングスポットへ行けます。
東京から時間はかかりますが直行便があります。
東京→ヌメア国際空港(ヌーメア・ラ・トントゥータ空港)
所要時間8時間40分
ダイビングの魅力

日本人スタッフが常駐しているショップは「アリゼ」しかありません。
なので日本語ガイドを希望の方はここを利用することになると思います。
ニューカレドニアのダイビングシーズンは年間を通してOKですが、
雨季は11−3月
乾季は6−10月
です。
私は年始の1月に
「雨季で安いダイビングプランがある!」
と友達と行きましたが、ずっと雨な上に海が酷い時の伊豆のような海でした。
つまり透明度は悪く、、、
ブラックマンタどころじゃないです。笑
ニューカレドニアで有名なブラックマンタの遭遇率が高くなるのは4−8月です。
いくら安く潜れるとしても、ちゃんとシーズンを考えて行くことをオススメします!
海外ツアー探しは「ダイブナビ」で!

海外ダイビングの不安点は言語。
公共機関を使うにも「ちゃんとチケットが買えるか?辿り着けるか?」と心配になると思います。
安心して海外ダイビングするにはツアーに申し込むのが一番楽です!
私がよく使っていたのは「ダイブナビ」です。
STW(エス・ティー・ワールド)という会社が運営しているダイビングツアーサイトです。
どこに行くか決めていない人は、見たいもの別(「マンタがみたい」など)や目的別(「学割を使いたい」など)でも検索できとても便利です。
またキャンペーン企画では安く行けるプランを紹介しているので、安さ重視でいく人にも行き先を決めやすいです。
ぜひ海外ダイビングを考えている方はまずはここで探してみてください♪
最後に
今回ご紹介した5箇所はどこも時差が少ないです。
移動手段は大変なところもありますが、時差が大きいと体調にも影響します。
海外で安全なダイビングをするためには体調管理が重要になります。
なので初海外ダイビングや初心者の方はまずは時差の少ない国をおすすめします。
海外の海は日本ではできない体験ができます。
ぜひ一度海外ダイビングをしてみてください!